2011年

12月

09日

2011年という年

 新しい良い政治を期待していた政権交代が実現し、始まったかと思う間もなく大きな公約違反が有り、その怒りが冷めぬ間に起こった3・11のマグニチュード9という世界最大の地震、それに伴うその被害を上回る原発事故。もはや2011年3月11日は世界が忘れられない歴史上の重大事件になってしまいました。

 原発事故は私たちに核の放射能廃棄物の処理方法がないままにどんどん推進され続け問題点を殆ど知らされないままだった事に気付かせてくれました。それに伴い私たちが解決しなければならない問題が山積している事に改めて気付かされる年でした。

 オゾン層の破壊の進行、温暖化で97%の海水と3%の淡水その70%の両極の氷が溶けつつあり、飲料に適した0.8%の淡水を70億の人類、いや今世紀末には140億と言われる人類で分けあわなければならないこと、それに伴い食料生産の問題、等々真剣に考えなければならない待った無しの状況に有るにもかかわらず、各国は自らの利益しか考えなくなっているのが現状のようです。

 しかし、人は助け合わなければ生きて行けないと気付かせてくれたのも被災地であり、被災者の皆様でした。私たちはここから、改めて人が生きること、人間として考え行動しなければならないことを学ぶ根本的な教育こそが必要であることを強く意識させられる年であったと思います。

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